どうもみなさんこんにちは！進藤アランと申します。じつは私、メガネ屋さんやっていまして、「認定眼鏡士」という非常にマニアックな資格を持っています。みなさまの役にたてたらいいなと考え、今日は私の普段やっているメガネの洗浄方法を話そうと思います。
大切なメガネを綺麗に長く使いましょう～！
メガネのレンズについて
日本で販売されているメガネレンズの素材は、９割以上がプラスチックレンズです。プラスチックレンズは非常に繊細なレンズで誤った使用方法をしてしますと、傷をつけてしまう可能性があります。正しいお手入れ方法で大切な眼鏡を長く使いましょう。
メガネの拭き方
メガネの拭く方法を間違ってしまうと、メガネの寿命を削ってしまうかもしれません。正しい拭き方で綺麗なメガネを維持しましょう！
1,まずは水道で水洗い。
いきなり乾拭きするとキズの原因になります。埃などがレンズ表面をキズつけるためです。まずは水道でメガネ全体を水洗いしましょう。またプラスチックレンズは熱に弱いのでお湯は使わず、水で洗い流します。
2,水気を拭き取る。
軽く水を切って、ティッシュペーパーで水気を拭き取ります。この時はまだ擦らず、優しく押し当てるようにして水気をとります。
3,必ずメガネ拭きで拭きあげる。
専用のメガネ拭きはレンズのコーティングのダメージを最小限に留めるように作られています。ハンカチやタオル、ティッシュで拭いてしまうとキズのリスクが高くなってしまいます。必ず専用のメガネ拭きで優しく拭き上げます。力は必要ありません。油汚れなどで落としきれない汚れはメガネ用レンズクリーナーを使用します。
クリーナーは必ず専用のものを！
レンズのダメージを最小限にするために私は、専用クリーナーを使っています。【中性洗剤を薄めて使う】という方法もレンズメーカーの説明書や、メガネの取り扱い説明書に書いていますが、私は使わないようにしています。問題があるわけではないんですけど、専用品が一番問題ないかなって感じです。
お風呂で石鹸で洗うのは一番レンズのダメージになります。お湯によるダメージと石鹸の弱アルカリ性によるダメージで、レンズコーティングに大きな影響がでます。
ちなみにこれが私が仕事でもプライベートでも、長年使い続けている専用クリーナーです。
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ここまでしっかりやれば殆どの傷は避けられると思います。
逆に言えば、ここまでしないと傷ついてしまうほどプラスチックは繊細なものなのです。せっかく作ったメガネをできるだけ長く使う為に参考になればうれしいです。
執筆：進藤アラン
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