昭和4年の新語・流行語だった!【彼氏】という言葉の歴史

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こんにちは!進藤アランと申します。彼氏ができたのっていつか知っていますか?いえ、私に彼氏ができた話ではなく(笑)今回は彼氏という単語の誕生についてのお話をしたいと思います。

進藤アラン
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彼氏ほしい女の子は語源から学びましょうww

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奈良時代「万葉集」

かなり時代を遡りまして、奈良時代の万葉集に「彼」という単語が登場します。この彼の意味は「あの人、あの方」という意味で男女の使い分けはない単語でした。男性にも女性にも「彼」を使います。

明治時代「彼女」の登場

海外の文学や、文献を翻訳するのに困ったのが「heとshe」だったと言われています。彼には男女を分ける事ができないので、heを「彼」sheを「彼女」としたそうです。

昭和初期「彼氏」の誕生

時代は昭和になりましてとうとう「彼氏」という言葉が誕生します。徳川夢声(とくがわむせい)氏が作った造語だそうです。

徳川 夢声(とくがわ むせい、1894年4月13日 – 1971年8月1日)は、日本の弁士漫談家作家俳優ラジオテレビ番組などをはじめ、多方面で活動した日本の元祖マルチタレントとも言える人物である。本名は福原駿雄(ふくはら としお)。「彼氏」「恐妻家」の造語でも知られる。日本放送芸能家協会(現・日本俳優連合)初代理事長。いわゆる「3つの袋」と言われる、結婚式のスピーチで定番の起源を作った人ではないかと言われているが、その真相は不明である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

元祖マルチタレント!多彩なとにかくすごい人ですwww

進藤アラン
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恐妻家という言葉も定着して現在でも使われていますね。

作家でもあった徳川夢声氏は「彼女」と「彼」の対話を書こうとした時、どうも字数のバランスが悪いということで「彼」に敬称の「氏」をつけたのが始まりだそうです。「彼氏」「彼女」と字数がそろって文章がより美しくなりました。「彼氏」という言葉は昭和4年の著書に初めて登場し、流行語となって使われ始めました。

「彼氏」という言葉の歴史は思ったより浅いですね!言葉の誕生というものは不思議ですね。もしかしたら今生まれた新語も定着して、遠い未来にあの言葉ができたのは令和だった!みたいな事になるのかもしれませんね。

執筆:進藤アラン

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