アメリカンドッグに砂糖をつける理由は?道東の謎の文化

北海道の話

北海道生まれ、北海道育ち、
北海道在住の進藤アランです!

コロナ渦で最近見なくなってしまいましたが
お祭りの屋台で売っているこれ…

このアメリカンドッグですが…

北海道の東の地域
十勝・釧路・根室・北見網走(オホーツク)の
道東地方では、砂糖をつけて食べる文化があります。

そして、呼び名もアメリカンドッグではなく
【フレンチドッグ】と呼びます!

アメリカではなくフランス?

なぜ砂糖をつけるのか?と
理由が気になっていた方は
ぜひ最後まで読んでいってください!
進藤が考える、北海道と砂糖の関係…
非常に興味深いと思いますよ~!

進藤アラン
進藤アラン

本州の人に頭おかしいと
言われるけど、うまいんだ!

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北海道のアメリカンドック文化

グラニュー糖がたっぷり入ったタッパーに
揚げたてのアメリカンドッグをくぐらせて
お砂糖たっぷりアメリカンドックの完成!

口の周りを砂糖だらけにして、食べる…これが
北海道道東地方の
アメリカンドッグのお作法です。

大人も子供も、男も女もみ~んな砂糖だらけです。

道東ではアメリカンドックの事を
「フレンチドッグ」
と呼ぶ地域もあるみたいです。
私もフレンチドックだったなぁ。

もちろん、ケチャップマスタードの
アメリカンドッグもあります!

屋台では、「ケチャップ?砂糖?」
どちらか聞かれるので、好きな味で楽しめます。

なぜ砂糖をつけるのか?

なぜ北海道では砂糖をつけるのか?
それは寒いから】です。

え?寒いから砂糖をつけるの?
やっぱり道東民ばかなの? 

意味がわからないかもしれませんが
砂糖と寒さの関係を
順を追って解説していきますね~!

気温と代謝の関係

突然ですが、夏と冬どっちがダイエットに
適していると思いますか?

汗をかきやすい夏の方が痩せそうですが、
体温を保つために、代謝が上がる冬の方が
ダイエットに適しています。

気温が低いと体温をキープする為に
より多くのカロリーを消費するからです。 

そして、

北海道は森を切り開いて町が作られました。
100~150年前にかけて本州の各地から移民が
北海道に移り住み、開拓をしてきました。

もうお分かりですね?

重い労働と厳しい寒さに耐える為に、
沢山の糖分、カロリーが必要だったのです。

料理なども砂糖を使った、甘い味付けが多く
砂糖が沢山使われる食文化
になっていきました。

料理にも沢山の砂糖が使われます。
赤飯に甘納豆を入れたり、納豆に入れたり
ポテトサラダにも砂糖を入れて甘くします!

砂糖の原材料「ビート」

砂糖は何から作られているのか知っていますか?
日本で作られる砂糖の主な原材料は
「サトウキビ」と「てん菜」です。

てん菜(てんさい)は
別名「ビート」「さとう大根
とも呼ばれ

見た目はカブに似ていて、
短い大根のような見た目をしています。
糖分を含んでいて、甘いんです。

このビートを細かく切って、温水にいれて
糖分の溶け込んだお湯を作ります。

そのお湯から不純物を取り除き
糖分を精製したら砂糖の完成です。

砂糖を精製する工場が北海道に8か所あって

室蘭(道央)士別(道北)清水(道東)芽室(道東)
本別(道東)北見(道東)美幌(道東)中斜里(道東)

と、道東に工場が集中しています。

アメリカンドックに砂糖の理由

・砂糖が手に入りやすい環境
・糖分多めが好きな食文化

この2点が砂糖アメリカンドックの
誕生の理由だと進藤は考えます。

赤飯に砂糖、納豆に砂糖、トマトに砂糖…
色んなものに砂糖を入れる文化で育ったので

アメリカンドックも砂糖をつけるのは自然な流れなのです。

Twitterでは、北海道の砂糖文化は不思議なようですww
以上、進藤が考えたホットドッグに砂糖の理由でした~!
(個人の感想です。)

実際に作ってみた!

砂糖味のアメリカンドッグは
家庭でも簡単に作れます!

もちもちブログさんがお家で作るための
レシピを紹介
しているので、
作ってみてください!食べたらわかる!
本当に美味いんですよ!(信じて!ww)

【アメリカンドッグに砂糖!?
どんな味?簡単レシピと文化を紹介】

↑ぜひぜひご覧ください!!

コメント

  1. […] […]

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