野球少年だった長男が「不登校」になった話

不登校 悩みの話

こんにちは!進藤アランです。
私の長男は中学1年生で
不登校になりました。

まさか我が家が不登校になるとは…。
どうしてしまったんだろう…。
育て方が悪かったのか…。

不登校児の親御さんはみんな
一度は自分を責めてしまうかもしれません。

私も不安で不安で頭がいっぱいになって
ネットで色々な不登校体験や
ブログを読みまくりました。

そこで

進藤アラン
進藤アラン

我が家のリアルな不登校の話を
書き留めておこうと思います

他の家庭のブログを読んで少し救われたり、
気持ちの整理がついたりしました。

我が家の不登校の話も、もしかしたら
どなたかの救いになれば!
と願っています。

※※不登校に関する人気記事※※

スポンサーリンク
スポンサーリンク

不登校2か月前

長男が小学6年の3月、
卒業式の2週間前の事でした。

朝、家を出るときに「お腹がいたい…」と言って
トイレに行くことが多くなりました。

もともとお腹が弱く、
下痢キャラ(なにそれ?w)だったので

大した気にしていなかったのですが、
授業の途中で保健室行ったり
そのまま早退してしまうことが
だんだん増えてきました。

欠席もだんだん増えてきましたが
卒業式までだましだまし行ってなんとか
卒業式を迎えることができました

不登校1か月前

中学校生活が始まりました。

春休みにしっかり休んだおかげか
中学校は早退や欠席もなく
本人も楽しんで通っていました。

私も「よかった、行けたぁ」
安心して過ごしていました。

長男は小学校から少年野球をしていて、

中学校でも野球部に入る!と、
入部届けも書きましたが
結局提出しないで帰宅部になりました。

進藤アラン
進藤アラン

まぁ、
やりたい事やったらいいさ~

少し残念に思いましたが
本人の意思が一番だと思って
見守ることにしました。

そのうち…
段々と保健室に行く事が増えてきました。

まず朝が起きられない。

無理やり起こして学校に行かせても、
授業中にふらふら…倒れてしまって
保健室に行って結果早退。

それが数日続いて、欠席も増えてきました。

不登校1か月目

この頃から
「不登校」という現実を実感し始めました。

私が小学生の頃にも不登校児がいましたが
その後その子がどうなって
しまったのかも知りません…。

息子の将来が不安になり
ネットでブログや経験談を調べました。

「3か月で学校に復帰!」とか
「8年(!)不登校」など…

この先どうなってしまうのか
不安で不安で仕方がありませんでした。

進藤アラン
進藤アラン

もしかして何かの病気なのかな?

ネットで調べた
思春期外来の病院に
行ってみることにしました。

寝た状態や起立した状態で
血圧を測ったりあれこれ調べた結果…

「起立性調節障害」と診断されました。

クラスメイトが毎日迎えに来てくれますが、
本人は寝ているので私が毎朝対応しています。

来てくれるのは嬉しいのですが、
申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

不登校2か月目

「学校休むには、毎日必ず
保護者の電話が必要です」

と中学校に言われ電話をするのですが
これがまた私の気持ちの負担になります。

毎日毎日すみませんお休みですと言う事を
強制されるのが非常につらいです。

「学校に行くとき電話しますので
毎日休みでお願いします」

と言ってみましたが、
毎日電話して下さいとの返事でした。

進藤アラン
進藤アラン

これが結構心を削られます…。

先生の提案で、
夜に長男を連れて中学校に面談に行きました。

担任の先生は教育熱心ですごくいい先生です。
「午後からでも良いので少しで
学校に来てほしい」
という話をしましたが、

長男は行かないだろうなぁ…。

親として心配な
進路についても相談してみました。

不登校だとしても今は
通信制高校など色々な道があるので、
そんなに心配しないで下さい。との事でした。

なぁんだ!何とかなるなら!と
少しだけ気持ちが楽になりました。

不登校3か月目

寝る時間もどんどん遅くなって,
とうとう昼夜逆転してしまいました。

眠るのは朝方で
起きるのは夕方になってしまいましたた。

朝に血圧を上げる薬を貰いましたが、
飲むタイミングもバラバラで最近は
飲むのをやめてしまいました…。

起きている間は、スマホかゲームをしています。
家から出る事もほぼなくなりました。

友達とLINEやゲームのチャットでは
繋がっているみたいで、
やりとりはしているみたいです。

友達との繋がりは大切にしてもらいたいですね。

不登校4か月目

中学校での最初の行事
「運動会」がありました。
クラスが一丸となって練習に取り組み、
団結力を高めたりする中、

長男は絶賛不登校です…。

小学校の頃は足も速くて
運動できる方だったので、
運動会も好きでした。

進藤アラン
進藤アラン

もしかしたら、学校に行く
きっかけになるのかな~?

淡い期待を持ちましたが、
ちゃんと不登校を貫きました。

長男はとにかく学校が嫌だ!
との事で、早く仕事がしたい!

とずっと言い続けています。

中学校卒業してすぐにできる仕事も限られるので、
高校は卒業してもらいたいですが、

この調子で高校に入学、
卒業できるのか心配です…。

不登校5か月目

長男が家にいることに
すっかり慣れてしまいました。

長男がやる事といえばゲームをしているか
スマホで動画を見ているかです。

進藤アラン
進藤アラン

もしかしらこのまま
ゲーム依存症になるのかも…

と不安を抱えていましたが、

今は長い目で見て好きなことを
やらせてあげた方が良いかな?

と考え、特に時間なども
制限しないでやらせていました。

不登校にまつわる本などで調べても、
やらせた方がいいという意見が多かったので
長男を信じてやらせました。

そんなある日
「ゲーム飽きてきた~」と
言い出しました!

ゲームの時間が自然と減っていって、
これがエネルギーが溜まるという事か!
と、感動しました。

不登校6か月目

担任の先生から電話があり、
今後の事を相談することになりました。

欠席日数を積み重ねて立派な
【不登校児童】にランクアップ!

毎日の欠席の電話連絡が要らなくなり、
給食の用意がなくなりました。

進藤アラン
進藤アラン

本格的な不登校に
なったんだなぁ~

と感じる一方で、

親の精神的負担になっていた
朝の電話連絡が必要なくなったのは
かなり助かります。結構つらかったので…。

そして、長男は今学校はもちろん、
家族以外に人と接する事がないので、

今後…

児童相談所に通報(?)
されてしまうかもしれません。

第三者機関が長男の身の安全や
健康状態を把握しないと
いけないという理由です。

親が無理やり家に閉じ込めている可能性や
最悪の事態になっている可能性も
否定できないので、調査の対象に
なるという理由です。

なるほど~そりゃそうか!と納得しましたww

先生から提案されたのは3つの方法で、

  • 週に一度、先生が家庭訪問する。
  • 隔週で、放課後に学校に行く。
  • フリースクールに行く。

長男に話してみると、
まずフリースクールは絶対に嫌だ!

と言われ、学校に行くのも面倒!
消去法で先生が
毎週家庭訪問する事になりました。

不登校7か月目

少しずつ自分の気持ちを
話してくれる機会が増えてきました。

学校が嫌になった理由のひとつは
「最初にテストの結果に萎えたから」
だそうです。

テスト勉強は結構頑張っていました。
毎日遅くまで、私も一緒に机を並べて
英単語を覚えたり、歴史を覚えたり…。

努力のわりに、結果が思うように伸びなくて
何かが崩れたような感じになったそうです。

あと、自然と触れ合いたい。と言い出しました。
以前私が登ったことのある、
近くの山に家族で登りました。

進藤アラン
進藤アラン

田舎なので自然には
不自由しませんww


公園に散歩に行ったり、少し変化?が
感じられてきました。

不登校8か月目

もうすっかり家に居るのが
当たり前になってしまって
これでいいのだろうけど
これでいいのか不安になりますねww

長男は家のパソコンをいじっていて
操作するのに英単語が出てくるので
英語の必要性を感じたようです。

英語が読めるようになりたい
言い出しました。

進藤アラン
進藤アラン

学びの気力が出てきた!?

筆者は英語のテストで2点をとった
超英語嫌い人間なので、教える事はできませんw

とりあえず英単語の日本語訳を
沢山覚えるのがいいんじゃない?と
ふわっとしたアドバイスで誤魔化しましたww

英単語をゲーム感覚で覚える
アプリもあるみたいなので、
親子でやってみました。

中一レベルでいっぱいいっぱいですww

つづく

コメント

タイトルとURLをコピーしました